至仏山(登山道)+群馬 観光&輪行サイクリングコース
至仏山 - 日本百名山/尾瀬国立公園
群馬県片品村にある至仏山は日本百名山のひとつ。
尾瀬ヶ原から山ノ鼻方向に見える山がこちらの群馬県の至仏山です。
自転車のサイクリングの候補地としては尾瀬ヶ原同様に「秘境地域帯」にあるので、厳しい地域ですが、尾瀬国立公園一帯は春から秋にかけてマイカーの交通規制が実施され、駐車場料金はもちろん往復のシャトルバス・乗り合いタクシー代も高くつきますので、サイクリングで目指すのもアリです。
至仏山の登山ルートはほぼ2択。
鳩待峠から小至仏山を越えて至仏山山頂へ行くか、尾瀬ヶ原の登り専用の山ノ鼻の登山口から至仏山山頂へ登るかとなります。人里離れた秘境地域のため、登山開始の時間が遅くなれば、下山した後の鳩待峠からさらに数時間、民家や開いている商店がありませんので要注意。
尾瀬ヶ原の山ノ鼻・植物見本園から見た至仏山。はげてるジグザグが登山道。
【 自転車+サイクリングの距離感 】 |
【 都道府県庁駅+中距離サイクリングの距離感 】 |
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【参考輪行コース】 沼田駅⇒鳩待峠への道路(冬季閉鎖門)
サイクリングコース例 - 片道約38km |
【参考輪行コース】 前橋駅⇒鳩待峠への道路(冬季閉鎖門)
サイクリングコース例 - 片道約72km |
■ ロードバイク&クロスバイク&マウンテンバイク サイクリングを楽しむための自転車用品ばなし |
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■ チューブの穴をふさぐ パンク修理キット
自転車のタイヤがパンクした場合、ロードバイクやクロスバイクでは一般的には出先の現場でチューブの交換をすることになります。お店に持ち込むのではなく、自分で行うのが普通ですね。
ママチャリやマウンテンバイクに比べると高圧の細いタイヤのロードバイクやクロスバイクのパンクは日常的。タイヤ内部に収められているインナーチューブは消耗品ですが、一度のパンクで全廃棄しているとコストがかかるので、パンク修理キットなどの「パッチ」をあてて、予備のチューブとして運用してみることをおすすめします。 |
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■ 至仏山・山ノ鼻登山道 - 尾瀬ヶ原ハイキングからの王道登山ルート
尾瀬ヶ原は木道の平らな湿原地帯ですが、ここから先は登山道になります。他の山と違い、至仏山の登山道も木道の階段が設置されている山ですが、山ノ鼻からの登山道は急こう配が続く登山ルートで、尾瀬ヶ原から見えるように振り返ると視界を遮る場所がないため「恐怖」を感じることもあるでしょう。
登山靴はしっかり履き心地を調整し、木道上でよろめく事が無いようにしましょう。山ノ鼻の登山道は急こう配のため、登り専用です。水場はありませんので、尾瀬ヶ原ハイキング以上にしっかり水を携行してください。 |
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【 群馬県 至仏山 】 山ノ鼻・植物研究見本園の奥にある至仏山の登山口。上り専用のため、ある程度進むと引き返せないので注意。 |
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【 至仏山・山ノ鼻登山道 】 意を決して登山開始!(単身です) |
【 至仏山・山ノ鼻登山道 】 整備した人、大変だったろうな~ |
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【 至仏山・山ノ鼻登山道 】 おや、松の木が途切れていますね |
【 至仏山・山ノ鼻登山道 】 なるほど、これが森林限界か~ |
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【 群馬県 至仏山 】 森林限界を超えて振り返ると尾瀬ヶ原が見え始めた。あちらから至仏山の登山ルートも見えていたので景色に期待 |
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【 至仏山・山ノ鼻登山道 】
上から見る尾瀬ヶ原~♪ |
【 至仏山・山ノ鼻登山道 】
岩場ゾーンに木道はありません |
【 至仏山・山ノ鼻登山道 】
まじめに頑張って登ろう |
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【 至仏山・山ノ鼻登山道 】
・・・振り返る♪ |
【 至仏山・山ノ鼻登山道 】
みたまへー、鳩待峠がゴミのようだー |
【 至仏山・山ノ鼻登山道 】
まじめに蛇紋岩を越えねば! |
■ 輪行袋 ピックアップ ~ ロードバイク・クロスバイク・折りたたみ自転車の輸送&輪行バッグ ~ |
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■ 山ノ鼻登山道 - 水を補給できる場所はありません
至仏山登山の時に気を付けたいのは「水が流れる場所がない」ところ。百名山のような多くの登山の山はたいてい、森の中を流れる小さな流れがあり、亜熱帯地域でもない日本の山の山頂に人が住んでいるわけではない森の水はたいていそのまま飲むことができます。(北海道などのキツネがいる地域は寄生虫の卵に注意!)
至仏山の場合、山頂付近までまっすぐきつい傾斜が続き、森林限界を超えた森の無い蛇紋岩ゾーンは雨水を留めておく地質ではないため、「水場」がありません。クルマにせよ自転車にせよ、登山で水分を失うと動く事が出来ない危険な状況になるので必ず水を携行するようにしましょう。 |
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【 至仏山・山ノ鼻登山道 】 鎖^^; アスレチックのホンモノ版 |
【 至仏山・山ノ鼻登山道 】 こういう時は登山杖は手に持たないように |
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【 至仏山・山ノ鼻登山道 】 見渡しが良すぎる休憩スペース |
【 至仏山・山ノ鼻登山道 】 さあ、時間との勝負だよ |
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【 至仏山・山ノ鼻登山道 】 高いのでダンボー
も怯えています ^^; |
【 至仏山・山ノ鼻登山道 】 水の他に食べ物も持っておこうね |
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【 山ノ鼻登山道 】
尾瀬ヶ原が日なたの時は写真チャンス |
【 至仏山・山ノ鼻登山道 】
延々階段も息切れしますね |
【 山ノ鼻登山道 】
天候も安定してるのでマイペースで進もう |
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【 至仏山・山ノ鼻登山道 】
あと1時間くらいかな~。頑張れ~ |
【 山ノ鼻登山道 】
山頂手前は鳩待峠側に進むカタチになる |
【 至仏山・山ノ鼻登山道 】
尾瀬ヶ原が少し隠れる方向へ進む |
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【 群馬県 至仏山 】 至仏山山頂へ到着しました!お墓みたいなやつが山頂のアレですよ~♪ふひぃ~頑張ったー。 |
目的地 + サイクリング用品
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アウトドア + 登山用品
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野外泊 + キャンプ用品
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観光地 + 写真撮影・カメラ用品
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■ 至仏山・鳩待峠登山道 - 小至仏山寄りの登山と下山の木道登山ルート
山ノ鼻からの登山道は、およそ1時間山道を下り、「尾瀬ヶ原」に一度降りて行く必要があるので、山ノ鼻キャンプ場や山小屋宿泊の人に向いている登山ルートと言えるかもしれません。(日帰りでも登れます)
鳩待峠からのルートはほとんどが木道の階段で整備された比較的緩やかなルートです。途中、ちょろちょろ水の流れる水場もあり、直射日光を和らげる森の木々に囲まれているルートのため、体力に不安のある方は鳩待峠からのルートで至仏山を登りましょう。 |
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【 群馬県 至仏山 】 鳩待峠。写真がガラガラなのはマイカー規制期間の午後5時で、バスもタクシーも引き上げた光景のため。 |
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【 至仏山・鳩待峠登山道 】
鳩待峠の至仏山登山口 |
【 至仏山・鳩待峠登山道 】
さあ、登って行きましょう |
【 至仏山・鳩待峠登山道 】
まずは小至仏山というピークへ向かってます |
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【 至仏山・鳩待峠登山道 】
平面の湿原的な場所があるんだ |
【 至仏山・鳩待峠登山道 】
笠ヶ岳縦走への分岐点 |
【 至仏山・鳩待峠登山道 】
まっすぐ至仏山を目指します |
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【 群馬県 至仏山 】 振り返るとこんな感じ。正直写真は山頂から下山する時のもの。(日射方向が夕方の方向なのです) |
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【 至仏山 】 木道を工事している場面・人々に遭遇 |
【 至仏山 】 工事の人はお仕事中なのであいさつは不要デス |
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【 至仏山 】 鳩待峠ルートは尾瀬ヶ原は見えません |
【 至仏山・鳩待峠登山道 】 そういえば森林限界を超えてます |
■ サイクリングウェア ピックアップ ~ 一日サイクリングのウインドブレーカー ~ |
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■ 鳩待峠登山道 - 尾瀬ヶ原に下りない百名山踏破の登山ルート
急な傾斜により「登り専用ルート」とされるようになっている山ノ鼻登山ルートとは異なり、鳩待峠から至仏山山頂へ続く登山道は綺麗な木道が小至仏山の山頂近くまで続いている初心者向けの登山ルートです。水場は涸れている場合が多いので、500mlを2本用意して出発しましょう。
鳩待峠の登山道は途中になだらかな部分があり、小さな湿原が形成されています。尾瀬ヶ原自体、ツキノワグマのお宅で、至仏山の登山道はさらに人の往来が少ない山中なので、遭遇して驚かせないようにクマ除けの鈴を鳴らしながら歩きましょう。熊除けの鈴は鳩待峠の山小屋で売っています。 |
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【 群馬県 至仏山 】 頂上だー♪・・・と思いきや、こちらは小至仏山の山頂です。(詳細は下段項の「山頂」の解説にて) |
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【 至仏山・鳩待峠登山道 】 足場がほとんどありません ^^; |
【 至仏山・鳩待峠登山道 】 大きな蛇紋岩をまたぎました |
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【 至仏山・鳩待峠登山道 】 あっちが至仏山の山頂なんですね |
【 至仏山・鳩待峠登山道 】 あと1時間ちょっとかな・・・ ^^; |
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【 群馬県 至仏山 】 鳩待峠から至仏山の頂上に到着しました!さあ、尾瀬ヶ原を展望しよう♪ |
■ 1~2人用キャンピングテント ピックアップ ~ 一泊千円の気軽&自由旅・自転車ツーリングキャンプの必需品 ~ |
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■ 至仏山&小至仏山 山頂 - 尾瀬ヶ原湿原を一望できる至仏山の頂上
標高2228mの至仏山山頂は、蛇紋岩の裸の岩がゴロゴロしている場所です。 鳩待峠からおよそ2時間半、尾瀬ヶ原の山ノ鼻からはおよそ3時間半の登り時間がかかりますが、眼下に見下ろす尾瀬ヶ原の全容は、百名山の中でも一押しの景観を見せてくれる山。
至仏山と小至仏山の間は元気であれば30分程度です。鳩待峠への下山は2時間ほどかかるので、山頂に滞在する時間はしっかり考えて行動するようにしましょう。 |
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【 群馬県 至仏山 】 標高2228mの至仏山の山頂からは尾瀬ヶ原と福島県の燧ヶ岳が一望できます。 |
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【 至仏山・山頂 】 墓参りじゃありませんから(笑) |
【 至仏山・山頂 】 山のてっぺん、岩だけが残ったんでしょうね |
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【 至仏山・山頂 】 ちょっぴり平らなスペースもあります |
【 至仏山・山頂 】 山ノ鼻登山道は登り専用(下り禁止) |
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【 至仏山・山頂 】 ダンボー
を無理やり立たせて記念写真 ^^ |
【 至仏山・山頂 】 小至仏山へ向かってみましょう |
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【 群馬県 至仏山~小至仏山 】 鳩待峠登山道編と重なりますが、至仏山~小至仏山の間の様子です。 |
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【 至仏山~小至仏山 】
つるつるの蛇紋岩がゴロゴロしてる |
【 至仏山~小至仏山 】
稜線は転落できそうな崖 |
【 至仏山~小至仏山 】
近そうで遠い山登りあるある |
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【 至仏山~小至仏山 】 時間は大丈夫かな? |
【 至仏山~小至仏山 】 小至仏山から至仏山を見る |
【 小至仏山・山頂 】 こちらが小至仏山のてっぺん |
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【 群馬県 小至仏山 】 小至仏山の登頂に成功しました~☆こちらは標高2162m。その差は66m。さあ、下山までが登山です。^^; |
■ 1~2人用キャンピングテント ピックアップ ~ 一泊千円の気軽&自由旅・自転車ツーリングキャンプの必需品 ~ |
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■ 尾瀬国立公園地域 - 鳩待峠・山ノ鼻(群馬)と見晴・尾瀬沼(福島)
尾瀬国立公園は尾瀬ヶ原湿原と尾瀬沼を中心とした大秘境地帯。都道府県で見ると「鳩待峠・山ノ鼻・至仏山」から「竜宮」の先までが群馬県で、竜宮の先から「見晴・燧ヶ岳」から「尾瀬沼(北側)」は福島県になります。
尾瀬ヶ原の北側、東電小屋のあたりは新潟県。どこから入域するにせよ、クルマ(バイク・自転車)を降りてすぐに大湿原という場所ではなく、山道を数キロ歩いた場所に湿原が広がる秘境系の保護地域。建材の搬入はヘリコプターです。シーズン中は交通規制があり、接近すること自体にいくつものハードルがあるので、自転車以外の人は計画的にハイキングを楽しみましょう。 |
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【群馬県地域 ~ 鳩待峠/山ノ鼻/至仏山/尾瀬ヶ原-三又・竜宮小屋・ヨッピ吊橋+[見晴・キャンプ場]】
◆ 鳩待峠 - 人口が集中する関東地方から尾瀬ヶ原へのハイキングで利用される尾瀬や至仏山登山への入口。夏場はマイカー規制がある。
◆ 山ノ鼻 - 山の鼻は尾瀬ヶ原の入口にあたり、キャンプ場や水場、山ノ鼻ビジターセンターがある。山ノ鼻側の至仏山登山口は研究見本園の先。
◆ 至仏山 - 標高2228mで日本百名山のひとつ。つるつるした蛇紋岩が多く、関東の山ながら森林限界も低い。山ノ鼻側登山道は上り専用ルート。
◆ 尾瀬ヶ原湿原(群馬) - 木道で保護された大湿原地帯。山ノ鼻~竜宮の先までが群馬県。竜宮は湿原の水の噴き出す地点と吸い込まれる地点の事。
◆ 尾瀬沼(三平下) - 群馬と福島の県境の沼。群馬県側は大清水から一ノ瀬休憩所~三平峠(尾瀬沼・尾瀬沼山荘)などの南岸ルート。
◆ 大清水・大清水湿原 - 尾瀬沼への群馬県側の入口にあたる駐車場。この先から徒歩になる。
【サイクリングナビの特集ページ】 ■ 尾瀬ヶ原・山ノ鼻 - 群馬 ■ 至仏山 - 群馬
【福島県地域 ~ 沼山峠/大江湿原/尾瀬沼-沼尻/尾瀬ヶ原-沼尻平・燧ヶ岳・白砂湿原+[見晴・キャンプ場]】
◆ 沼山峠 - 御池の先にある福島県側の尾瀬ヶ原(尾瀬沼)への入口。
◆ 大江湿原 - 燧ヶ岳の南東、沼山峠~尾瀬沼間にある長さ1.5km、幅250mの湿原地帯。
◆ 尾瀬沼(ビジターセンター) - 尾瀬沼東岸には尾瀬沼ビジターセンターや尾瀬沼ヒュッテ・キャンプ場があり、沼尻から尾瀬ヶ原(見晴)へ行ける。
◆ 燧ヶ岳 - 至仏山と双璧を成す標高2356mの百名山。御池から直接登れるルートのほか、尾瀬沼の沼尻からの登山ルートもある。
◆ 尾瀬ヶ原湿原(福島) - キャンプ場のある見晴から竜宮手前までが福島県。竜宮-見晴間は1.6km、見晴-沼尻(尾瀬沼)間は5km。
■ キャンプ用LEDランタン ピックアップ ~ 自由な野外泊・自転車ツーリングキャンプのテント内快適使用ライト ~ |
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自転車の方が安い上にガソリンも駐車場もお金がかからず、とても気軽です。
ロードバイクなら100キロ、クロスバイクでも50キロ程度の距離はそれほど無理な距離でもありません。
もし、100km圏内など自転車で行ける範囲の地域がありましたら、掲載写真や現地の情報に目を通しながらお楽しみください。
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【 公開中 】 サイクリング目的地 |
【 たぶん 】 特集予定の地域 |
【 予備 】 増えるかもしれない |
【 目次 】 散策地トップページ |
◆ 関東地方(東京都内を除く)のサイクリング散策地
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日光の社寺 - 日光 |
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箱根・芦ノ湖 - 神奈川 |
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筑波山 - 茨城 |
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幕張新都心 - 千葉 |
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御蛇ヶ池 - 千葉 |
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犬吠埼 - 千葉 |
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【※掲載写真は現地撮影のオリジナル写真です。(著作権を有しています)関係者以外の加工利用等は禁止です。】
自転車+サイクリングを完全肯定していこう。
【週末や休日、大型連休にどこかにお出掛け!自転車で行こう!】・・・何か違和感を感じませんか???
え!?自転車ってそこは普通、クルマじゃないの? ^^;・・・・・・と、、、いうような感覚、日本では少なくないのではないでしょうか?
でも、自分の価値観はどうなんだろう?さあ、日常をタダで楽しみたい人、自転車でお出掛けしていこう。