【自転車でスピード違反ってあるのかな?】 サイクリング×自転車ルールナビ
サイクリングの交通ルール・道交法資料ナビ
純粋な疑問として自転車には法定速度ってあるのでしょうか?
自転車でスピード違反で取り締まられる事、あるのかな?・・・速度制限はあり、(理論的には)いきなり前科持ちの人に。(赤切符しか存在しないため=速度違反の犯罪者扱いに)
「自転車は「車両」なので、道路標識が制限速度。標識のない道路では自動車とは違い速度制限の法定速度は無し。ただし、指定速度のある道路での速度違反は反則金制度がないので本来なら即裁判所。逃走の恐れがある人は逮捕事案に。
・・・と、その一文だけで解説が終わってしまうのもつまらないので、根拠法令や例外を見てみましょう。
■ ロードバイク&クロスバイク&マウンテンバイク サイクリングを楽しむための自転車用品ばなし |
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■ 猛スピードで突っ込んでくるクルマから自転車を守る テールライト
ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクもママチャリも軽車両なので、巨大な車体のクルマが走る車道を走行しなければいけません。本来は「反射板」を付ければ法令上はOKな自転車ですが、音楽を流しながら窓を閉め切って走行するクルマの人々は、風を受けて走る自転車の事はおかまいなしにエアコンの利いた車室でカーナビを見ながらアクセルペダルを踏んできます。
車のドライバーに「あーあ、やっちゃったよ~」と後方から突っ込まれないよう、自己防衛のために遠目からでも注意をひくテールライトを装備しましょう。 |
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免許・ナンバーがない=「取り締まられない」は違う | 自転車のルールと乗り方ガイド
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自転車も車両です。(道路交通法 第22条、第70条 第6項)
【 道路交通法 第22条 】
車両は、道路標識等によりその最高速度が指定されている道路においてはその最高速度を、その他の道路においては政令で定める最高速度をこえる速度で進行してはならない。
【 道路交通法 第71条 第6条 】
(第71条)車両等の運転者は、次に掲げる事項を守らなければならない。
前各号に掲げるもののほか、道路又は交通の状況により、公安委員会が道路における危険を防止し、その他交通の安全を図るため必要と認めて定めた事項 |
根拠条文は「(車両の)最高速度」と「運転者の遵守事項」の条文です。
「自動車及び原動機付自転車は~」という条文は自転車(軽車両)は含まれませんが、「車両は~」となると、軽車両も含まれるため、「道路標識等によりその最高速度が指定されている道路においては」自転車でも速度違反になります。
免許自体がなく、減点や反則金による処分や支払いはありませんが、実は、いきなり裁判所で、おこなってしまった罪(=道路交通法違反)について裁判(結果、罰金・懲役刑=前科)を受けることになってしまいます。(理論上)
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■ 自転車の距離&速度計(サイクルコンピュータ)
ロードバイク・クロスバイク・マウンテンバイクにあると楽しい重要追加アイテムがサイクルコンピュータ。小型の強力な磁石をタイヤのスポークに取り付けてフロントフォークのセンサーで何度通過したかをカウントし、あらかじめ設定した車輪のサイズと稼働時間から現在時の速度と走行距離を計算してリアルタイムで表示してくれます。
配線不要なワイヤレスタイプが主流で、ハンドルに取り付けたサイクルコンピュータ本体も簡単に着脱できるので盗難に遭わないように自転車から離れる時は取り外して持ち歩くようにしましょう。 |
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赤切符=裁判手続きに入る告知票です。
レッドカードそのものです。
自動車とは違い、自転車の場合青切符はありませんので、罰金か懲役か、事実関係を争うか等の裁判になるのですね。(ほとんど検挙例が無いので理論上ですが。)
人力走行ですし、自動車の速度違反を監視する方が重要ですので、そもそもそのような速度が出ないので現実には事例自体がありませんが、道路標識や道路標示で最高速度の制限がある道路は、自転車でももちろん車両の運転者ですので、公道で肉体の限界にチャレンジするのはやめましょう。
自転車で公道を車より速く走ると「スピード違反」として青切符のない「6月以下の懲役又は10万円以下の罰金」の対象になる場合があります。
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■ タイヤの交換 700タイヤ&26インチタイヤ
ママチャリでは気にしたことも無い「タイヤ」。「走行用途」の自転車であるロードバイクやクロスバイクでは違うタイヤで乗り心地が変わり、劣化やパンクでタイヤが傷んだ時に次のタイヤを買い替えていきます。単なる「買い物の足」だったママチャリと違い、タイヤの感触さえ気持ちの良い乗り心地を味わう楽しみのひとつ。
ロードやクロスバイク系のタイヤは軽量化のためにワイヤーのない折りたたまれたタイプ、マウンテンバイクやママチャリのタイヤは一般的に丸いまま自立するワイヤービードタイプのタイヤで、その中からいろいろなタイプのタイヤを選びましょう。 |
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