大山へサイクリング! 鳥取自転車散策

森林登山系散策地
山頂付近のダイセンキャラボクの群生地は国の天然記念物。大山北嶺には山岳信仰に帰依する修験者の道場として栄えた大山寺があり、旅館や観光案内所が寄り集まっています。
大山の場所・地図
大山の歴史&概要
角盤山(かくばんざん)とも呼ばれるほか、鳥取県西部の旧国名が伯耆国であったことから伯耆大山(ほうきだいせん)、あるいはその山容から郷土富士として伯耆富士とも呼ばれる。日本百名山や日本百景にも選定され、鳥取県のシンボルの一つとされている。
引用 - Wikipedia[大山 (鳥取県)]
大山×自転車+てくてく散歩

大山北部には大山寺やスキー場、などのお散歩エリアがありますが、今回は大山登山です。
夏山登山口の付近には夏季に営業をしている下山キャンプ場があり、登山拠点にぴったり。最高峰は剣ヶ峰(1729m)ですが、崩壊が激しく通行はできませんので大山登山の山頂は弥山(1709m)頂上になります。

北嶺にある五合目から先に枝分かれした登山道があり、ぐるりと回り込んでようやく南側の登山道(文殊堂や健康の森遊歩道入口)となるので、大山の登山は大山寺エリアにある夏山登山口からの登山をお勧め。

大山は、約100万年前からおよそ1万数千年までの火山活動によって形成された山。
頂上や行者分かれの先の元谷避難小屋にトイレがありますが、夏山登山道の途中にはトイレ・水場はありません。

森の中の登山道をある程度進んで行くと次第に木々は低木へ。
そこから見える光景で大山の全容が明らかになっていきます。取りついているのは「北壁」とよばれる山体の半分が崩壊している山の「嶺」部分です。

宿泊を要する山ではないので、自分のペースで登山・下山をしていきましょ。
中学生たちに道を譲っている間、一眼レフで景色を撮影。北壁は大山の山体崩壊の「リアル」。

九合目から先は「環状」の木道となっていて、頂上と避難小屋からダイセンキャラボクの純林地帯や1920年に作られた避難壕の「石室」と湿地となっている梵字ヶ池前を通過するルートへ続きます。

周回ルートなので、山頂か分かれ道の分岐点(大山頂上石室分岐)に戻ってきます。
大山山頂避難小屋の標高は1693m。無人の小屋でトイレはありますが水はありません。

最高峰ではありませんが、こちらが大山の山頂。見事に雲の中でした。もし雷や雨が降ってきた時は、山頂の避難小屋で様子をみましょう。
山頂付近のダイセンキャラボクの群生地帯こそ天然記念物地帯。体力や天候と相談して周回ルートを一周してみると良いです。

下山に伴い、天候は晴れゾーンへ。山腹からは日本海まで見渡せます。
ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクでのサイクリングはもちろん、旅行やドライブ、ツーリングの目的地・候補地としても参考にしてみてください。
調べる&サイクリング便利メモ
大山寺~伯耆大山駅→15km、大山寺~鳥取駅→92km、大山寺~松江駅→50km。
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