室戸岬へサイクリング! 高知自転車散策
海岸系散策地
四国の南端の尖がった場所・足摺岬と室戸岬。このうち室戸岬は太平洋に大きく突き出した岬のため、絶海のような自然環境の地。
都市部から離れた人の少ない「絶海の海」は孤高のサイクリングにうってつけ。
室戸岬の場所・地図
室戸岬の歴史&概要
あまり俗化されていない。岬にはバス停付近に民宿や土産物屋が数軒並ぶだけであるが、その分混雑や騒音には無縁であり雄大な光景を味わうには絶好の場所である。
引用 - Wikipedia[室戸岬]
室戸岬×自転車+てくてく散歩
最寄の駅(奈半利駅)までも29kmある室戸岬は海岸系の絶景地域。
商業化されていない美しい海の風景地帯で、落ち着いたタイプの人の散策目的地として結構相性が良い場所であり、ドライブやバイクツーリングも散策好きな人には過ごしやすいスポットでした。
太平洋に鋭く突き出した岬という意味は少し大げさに言えば、ほぼ「太平洋の真ん中」という環境。本土のちょこっと突き出した「岬」と室戸岬の大きな違いはそのあたり。考え方によっては海外のマイナーな風景と錯覚することも可能です。
もともと室戸ユネスコ世界ジオパークの認定地域。特別性はなく局所的ではあるものの、世界自然遺産の知床の四国・海岸版のような感覚になれるかもしれません。
室戸岬で何をする?
海岸沿いに国道55号に並走するように設置された散策用の遊歩道があるので、海を見ながら歩く程度です。
売店や軽食屋さんは数キロに一軒有るか無いかなので、商売色や生活色がほとんどないのんびり散策が「楽しめ」ます。
人も寄り付かない山奥の森でもなく、人もクルマも少ない道路沿い&海辺。
有名な岬なので、時々ドライブな散策者も普通にちらほら。とにかく人が少ない&風景キレイ&安心散策スポットは心の洗濯に良い感じ。
室戸岬の東側、6.4kmの場所に室戸世界ジオパークセンターがあります。博物館・展示施設系のインフォメーションセンターなので、休憩を兼ねた情報収集としてお邪魔すると良いです。
その他、西側3.2km先に海の駅とろむ、5.8km先に室戸市役所、11km先に道の駅キラメッセ室戸など、絶海風の紹介をしているものの公共施設や警察署や小学校もある地域なので、安心してくださいね。
烏帽子岩近くの道路をまたいだ陸地側には御厨人窟(みくろど)・神明窟(しんめいくつ)があります。
弘法大師空海が修業・悟りを開いた洞窟とのことで、四国八十八箇所の番外札所の一つ。
神明窟は2012年、御厨人窟は2015年に落石のために入洞禁止(封鎖)されていますので、措置が解かれるまでは中に入ることはできませんが、空海は暗い洞窟内から見える海と空の景色に自らの名前を定めたそうです。
下の写真、サイクリングナビが撮影しています。(貴重かも)
鳥居も道路も無かった古代や中世の景色は海と空だけの風景の海蝕洞窟だったのでしょうね。波が岩を削った洞門で鍾乳洞ではないので奥行きはそれほどありませんでした。
デジタル一眼レフ時代に撮りに行って良かった。(^-^)
ほかにも室戸岬灯台や中岡慎太郎像、最御崎寺などがありますが、サイクリングナビの紹介はこのあたりまで。
ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクでのサイクリングはもちろん、旅行やドライブ、ツーリングの目的地・候補地としても参考にしてみてください。
調べる&サイクリング便利メモ
室戸岬~奈半利駅→29km、室戸岬~桂浜→80km、室戸岬~徳島駅→124km。
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