高松城へサイクリング! 香川自転車散策
史跡系散策地
四国・香川県の湾岸地域は瀬戸内海。坂出と岡山県の倉敷を結ぶ瀬戸大橋や徳島の鳴門と兵庫県の淡路島・明石を結ぶ道路があるけれど、あいにくクルマ様(+電車)専用。
自転車や原付バイクは輪行袋がない場合、高松港のフェリーで瀬戸内海を渡ることができます。そんな高松港の近くにあるのが国の史跡の高松城。
高松城の場所・地図
高松城の歴史&概要
天守は老朽化により1884年(明治17年)に解体され、1920年に松平家初代藩主松平頼重を祀った玉藻廟が建立された。2006年より始まった天守台石垣の解体修復工事に伴い、玉藻廟はすべて解体された。
引用 - Wikipedia[高松城]
高松城×自転車+てくてく散歩
安土桃山時代の1590年に築城された高松城は300年後の明治時代に取り壊され、現代では北の丸月見櫓・水手御門・渡櫓、旧東の丸艮櫓、披雲閣が重要文化財指定をされた国の史跡。
高松城のお濠の内側は玉藻公園という有料公園となっていて、日の出から日没の時間帯に「開閉」する史跡でした。
国道30号沿いにあり、道路を挟んだ先はJR高松駅であるほか、小豆島や直島、岡山県(宇野港)へのフェリーが出ている高松港もお城のすぐ裏にある立地。
国道30号は香川県の県庁所在地・高松のメインストリート。高松城のある高松港は瀬戸内海に面した端っこなので渋滞はしていないものの、交通量は多い。
国道を挟んだ向こう側には四国で一番高いビルと言われる・高松シンボルタワー。
高松城をぐるりと一周してみようと考え、国道30号前の玉藻公園入口から散策スタート。お城の前には高松築港駅という地下鉄の駅のような私鉄駅の入り口。
高松城の北側の道路(国道30号)で、左に瀬戸内海、右にお濠、正面に月見櫓。近代都市の景色の中に中世のお城がある光景は何気に不思議な絵面。
東側へ回り込むと香川県立ミュージアム。不審者のように市役所のような建物の脇を歩いていると庁舎のような渡り廊下の下に石垣の光景。
この史跡の保存とそれを避けるようにして建てられている近代建築物のギャップが不思議な景観で、思わず写真を撮ってしまうマニアックな高松城散策です。
高松城の玉藻公園自体は、そもそも天守閣がない城跡なのでかなり渋めの有料公園。本格的に日本庭園を楽しみたい人は2.8km南にある特別名勝・栗林公園がおすすめ。
ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクでのサイクリングはもちろん、旅行やドライブ、ツーリングの目的地・候補地としても参考にしてみてください。
調べる&サイクリング便利メモ
高松城~高松駅→1.0km、高松城~栗林公園→2.8km、高松城~瀬戸大橋→23km、高松城~大鳴門橋→66km。
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