平尾台へサイクリング! 福岡自転車散策
天然記念物系散策地
関門トンネルがある北九州市の中心街・小倉駅から真南に視線を向けると20km先にカルストの原野が広がっている。
平尾台は北九州国定公園のハイキングスポット。「何もない景色」を楽しめる場所。
平尾台の場所・地図
平尾台の歴史&概要
目白洞、千仏洞、牡鹿洞、青龍窟などの鍾乳洞が点在し、大小のドリーネのあるカルスト地形が広がっている。日本三大カルストと呼ばれ、北九州国定公園に指定されている。
引用 - Wikipedia[平尾台]
平尾台×自転車+てくてく散歩
大宰府の天満宮でも、博多のラーメンでもなく、湯布院の温泉でもなく、無料の天然記念物へ。
キャンプ場があるのが平尾台自然の郷で、図書館的なのが平尾台自然観察センター。周囲は「山村」で、カルスト台地の原野の中に道路が敷かれたような集落が平尾台の中心地。
自然観察センターを拠点に山村の集落を自由散策。
高齢者の笑い声が聞こえる公民館の近くには千仏鍾乳洞の矢印板がありましたが、基本的に観光ビジネス事業者が少ない散策優良地帯。散策拠点のクルマやバイクの駐車場も無料でした。
学校の脇を抜け、自然の光景の写真が撮れる場所を探しながら歩いて構わない「散策路」を辿る。
トレッキング(ハイキング)でさえ、原野を自由に歩き回れる日本では珍しい場所。「ハイキングコース」自体が無いので、方向感覚を失うと道路のある場所に戻れなくなりそう。
見慣れない景色の中を太陽の位置で方角を感じながら道の無い原野に入り込んで行きました。(※迷子に注意)このあたり一帯が全て天然記念物です。
ほとんど観光色の無い本物の天然地形帯です。この後に訪れた秋吉台はちょっぴり観光的でトレッキングもしやすい場所、四国カルストは道路以外は放牧された私有地なのでドリーネの原野を歩けません。
真夏は炎天下、人が歩いてくることが無い原野になるので、登山並みに水を携行してから天然風景を探しに歩き始めた方が良いでしょう。
ご近所にある平尾台自然の郷は野外アクテビティ施設でキャンプ場などがありました。
ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクでのサイクリングはもちろん、旅行やドライブ、ツーリングの目的地・候補地としても参考にしてみてください。
調べる&サイクリング便利メモ
平尾台~石原町駅→6.9km、平尾台~小倉駅→19km、平尾台~福岡駅→62km、平尾台~下関駅→35km。
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