奥入瀬渓流へサイクリング! 青森自転車散策
森林系散策地
青森県の中央南部にある十和田湖から零れ落ちる奥入瀬川流域の渓流地帯が奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)。
十和田八幡平国立公園の指定地域内の美しい渓流で国の名勝・天然記念物地域。
奥入瀬渓流の場所・地図
奥入瀬渓流の歴史&概要
渓流沿いにはいくつもの滝が点在し、この道は「瀑布街道」とも呼ばれている。十和田湖への魚の遡上を阻止してきた魚止めの滝でもある銚子大滝をはじめとして、阿修羅の流れ、雲井の滝等多くの景勝地がある。
引用 - Wikipedia[奥入瀬渓流]
奥入瀬渓流×自転車+てくてく散歩
東北新幹線の停車駅の八戸駅から55km、十和田市役所から28km、新青森駅から58km。
奥入瀬橋のある焼山という地区が十和田湖温泉郷で、そこから数キロ先に奥入瀬渓流館、石ヶ戸休憩所などの観光案内所があります。
奥入瀬渓流の本格的な見どころは石ヶ戸休憩所(石ヶ戸)から始まります。
石ヶ戸休憩所には観光バスツアーの停車場(駐車場)があり、シーズン中はひっきりなしに大型バスが往来しているので、自転車や散策者は道路の横断に注意した方が良さそうです。
奥入瀬渓流は渓流沿いに散策道が整備され、川に沿うように道路が十和田湖まで続いています。
その距離は見どころが始まる石ヶ戸休憩所からでも10km続くので、マイカーで来た人は石ヶ戸(駐車場)から距離的に往復できずに馬門岩や雲井の滝あたりで散策を終えて来た道を戻るでしょう。
自転車であれば、各場所に点在する小さな「滝」や「~~の流れ」を探しつつ、写真撮影や休憩を取りながら十和田湖まで奥入瀬渓流を堪能することができます。
石ヶ戸休憩所から十和田湖の子ノ口まで8.9km、写真のような美しい渓流が続いている奥入瀬渓流。
見どころと言えば、自然地形に名付けられた「滝」や「流れ」ですが、中間地点の白布の滝から白絹の滝までの2km間は特別な滝等は無いので、そのあたりで「前半」「後半」に分けることができます。
事前に散策マップを入手して進むのがおすすめ。
弘前市側から十和田湖へ向かう進行方向では奥入瀬渓流サイクリングの出口とも言える終盤の見どころが銚子大滝。
奥入瀬渓流の主流の滝。別名「魚止めの滝」とも呼ばれ、この滝のせいで魚が十和田湖へ遡上(そじょう)することができずにいました。
銚子大滝は幅20m、落差7mの奥入瀬渓流本流にかかる唯一の滝で記念撮影の定番スポットとなっています。
子ノ口は十和田湖の地区名。
子ノ口自体は奥入瀬渓流の終わりであり始まりでもある場所。十和田湖遊覧船は一時期廃業(休業)していましたが、子ノ口航路も復活しているようです。
十和田湖の生活地域は子ノ口から9kmほど南側に離れた休屋地区で、乙女の像や十和田ビジターセンターがあります。
ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクでのサイクリングはもちろん、旅行やドライブ、ツーリングの目的地・候補地としても参考にしてみてください。
調べる&サイクリング便利メモ
石ヶ戸休憩所~新青森駅→58km、石ヶ戸休憩所~七戸十和田駅→41km、子ノ口~休屋→9.3km。
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