蔵王山へサイクリング! 宮城・山形自転車散策

蔵王 御釜
蔵王の御釜を見に行こう!
森林登山系散策地

蔵王権現と呼ばれる山岳信仰があった蔵王連峰地域。宮城県と山形県に位置する山体には蔵王古道を辿るように蔵王エコーラインという無料山岳道路がある。

蔵王エコーラインは自転車も通行可能な無料道路で、山頂近くの数キロの蔵王ハイラインが自動車専用道路(※一般自動車道)。エコーライン+徒歩登山で御釜を見に行ってみよう。

蔵王山の場所・地図
蔵王山の歴史&概要

活火山であり、常時観測対象の47火山に含まれる。火口湖の御釜や噴気口が見られ(いずれも宮城県側)、火山の恩恵である温泉が両県の裾野に数多く存在し、スキー場も多く設置されている。両県における主要観光地の1つ。

引用 - Wikipedia[蔵王連峰

蔵王山×自転車+てくてく散歩

遠刈田大橋 こけし
遠刈田大橋の遠くを見つめるこけし

蔵王エコーラインは県道12号のこと。宮城県側の入口は遠刈田温泉(とおがったおんせん)あたり。国道457号を行くと「こけし」がどーん。( *´艸`)

刈田嶺神社に参拝してから大きな鳥居のある道路・蔵王エコーラインに入っていきましょう。

蔵王エコーライン 蔵王権現 鳥居
蔵王権現の鳥居がエコーライン入口

山頂へ向かう道路のため、目的地まで登りが続きます。時々、蔵王不動尊像があったり、滝見台があったりするので適度に休憩しましょう。

このページでは蔵王エコーラインの宮城県側のあれこれを中心に解説していきます。

遠刈田温泉の鳥居から蔵王ハイラインの入り口までは16.5km。

蔵王エコーライン 不動滝滝見台
不動滝滝御台からのエコーライン

自転車は蔵王エコーラインの途中にある2.5kmの有料山岳道路蔵王ハイラインを利用できない(と思う)ので、御釜のある場所までは「ハイラインの入り口」か「大黒天」あたりから徒歩で1時間程度歩いて登っていきます。

蔵王ハイラインのサイトでは「蔵王ハイラインは一般自動車道につき、自動車以外の通行は出来ません。」と明記してあります。(基本的には)歩行者・自転車・125cc以下ミニバイクは(本当は)立ち入りできません。

蔵王エコーライン 大黒天
登山口のある大黒天

蔵王エコーラインから蔵王ハイライン入口(まぎらわしいのですが「蔵王山頂御釜入口」という場所)までに、いくつかお立ち寄りスポットがあります。

まずは滝見台。蔵王エコーラインの複線のような形で駐車場が設けられ、断崖から不動滝と三階の滝を望遠できる展望台があるスポット。三階の滝は落差181mの長い流れの滝百選の滝。紅葉鑑賞スポットでもある。

蔵王寺がある場所は賽の磧と名付けられている地名で、ちょっと遠めの御釜までの登山口でもありますが、活火山の蔵王山のため、火山活動によって登山道は通行禁止になります。

こまくさ平(コマクサ平・駒草平)は不帰の滝や振り子の滝の観漠展望地。コマクサ自体は高山植物の代表格。

蔵王エコーライン コマクサ平
天空の観漠台・コマクサ平

蔵王ハイラインが自動車さまのための有料道路のため、(原則)自転車や原付系バイクは御釜まで行く道路はありません。…が、もう少し行けば蔵王刈田リフトもあります。大型連休などでハイラインが混み合う時はマイカーの人もリフトがいいかも。

蔵王エコーライン 御釜入口
クルマさま専用のハイライン入り口

蔵王ハイライン入口から何度かつづら折りで続く蔵王ハイラインを横断して山を登っていくか、大黒天と名付けられた階段のある場所から御釜を目指してトレッキング。

蔵王山 御釜
エメラルドグリーンの御釜

蔵王ハイラインの入り口から40分ほど足で登り切ると、見てみたかった御釜とご対面。

ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクでのサイクリングはもちろん、旅行やドライブ、ツーリングの目的地・候補地としても参考にしてみてください。

調べる&サイクリング便利メモ
  1. 蔵王町観光情報 役場サイト
  2. 蔵王ハイライン 公式サイト
  3. 蔵王ロープウェイ 公式サイト
  4. 蔵王温泉スキー場 公式サイト
  5. 蔵王温泉 観光協会サイト

蔵王ハイライン入口~蔵王駅→30km、入口~大河原駅→37km、入口~山形駅→35km、入口~仙台駅→57km。

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