自転車タイヤの定番メーカーと選び方

クロスバイク タイヤ
自転車タイヤの有名メーカー

ロードバイククロスバイクに履かせるクリンチャータイヤの定番メーカーをご紹介。

シティサイクル(ママチャリ)、折り畳み自転車、マウンテンバイクのタイヤはロードバイクやクロスバイクと比較して走行距離が短く、それほど摩耗しない上にスピードに特化していない自転車のため、サイクリングナビのこのページでは走行感が変わる700C規格のタイヤを話題のメインとします。

タイヤ検索のコツ

ロードバイクやクロスバイクのタイヤを絞る時に出るのが「700C」というタイヤの規格名。フランス式の表示形式のタイヤホイールの直径の規格で一般的なロードバイクとクロスバイクに採用されているタイヤの大きさが「700Cタイヤ」。

あとは検索時、「700 23」「700 28」と幅のサイズを絞り込むと目的のタイヤに辿り着きます。

ロードバイク向けタイヤ

▶ 700x23c@Amazon
▶ 700x23c@Rakuten

クロスバイク向けタイヤ

▶ 700x28c@Amazon
▶ 700x28c@Rakuten

ここまで絞り込んでもなお、多くのタイヤが出てきます。このページはそこから先のお話。専門性が高いチューブラー・チューブレスではなく、一般的なクリンチャータイヤをメインにしていきます。

ミシュラン -MICHELIN-

フランスのクルマ・バイク・自転車タイヤ開発・販売メーカー。

一時期テレビが宣伝・話題にしていた「ミシュランガイド」の会社がこちら。ドライブマップであるミシュランガイドは全世界でタイヤの消耗・交換促進してもらうためのホテル・レストランの格付け企画。

ミシュラン

MICHELIN

高価なプロレース系タイヤも廉価なグレードのタイヤもハズレが少ない正統派定番タイヤブランド。自転車タイヤの品質や人気は本物。

公式サイト

廉価モデルの定番・リチオンシリーズ

前後2本で6千円前後のため、タイヤとしてはミドルグレード。LITHION(リチオン)というシリーズはミシュランの上級タイヤのPROシリーズの廉価モデルで、タイヤの特性もよく似ている。

リチオン2がノーブランドを避けたい時の廉価モデルの定番。改良・リファインされたリチオン3やリチオン2 V2へ移行中。

▶ ミシュラン リチオン@Amazon
▶ ミシュラン リチオン@Rakuten

上位モデルの定番・PROシリーズ

最新モデルは前後2本で9千円~1万円前後の上位タイヤ。PRO3RACEやPRO4SCなどの名称パターンで、数字が大きいほど新モデル。PRO4SC(プロ4サービスクルス)へ移行中。

▶ ミミシュラン PRO@Amazon
▶ ミシュラン PRO@Rakuten

パナレーサー -Panaracer-

日本国内に開発と生産拠点を持つ日本の自転車タイヤ・用品開発・販売メーカー。

パナレーサー

Panaracer

日本の自転車タイヤ用品メーカーのため、営業力が高くホームセンター等でも見かけることができる意味での自転車用品系定番ブランド。国産ゆえに価格は若干高め。

公式サイト

廉価モデルの定番・クローザープラス

前後2本で6千円前後のため、タイヤとしてはミドルグレード。CLOSER PLUS(クローザープラス)は耐パンク性を向上させたタイプの汎用系定番モデル。

スポーツ走行の普段使い(廉価モデル)としてタイヤ・カテゴリーS2と人気を二分するものの、速度にこだわらない人は実用実益的にパンクのリスクを避ける選択をする傾向がある。

▶ パナレーサー クローザープラス@Amazon
▶ パナレーサー クローザープラス@Rakuten

上位モデルの定番・EVOシリーズ

前後2本で9千円前後の上位タイヤ。RACE A EVO3、RACE L EVO2などの名称パターンで、Aがオールラウンド、Lが軽量型。数字が大きいほど新モデル。同名でチューブレスとクリンチャータイヤがあるので注意。

▶ パナレーサー EVO@Amazon
▶ パナレーサー EVO@Rakuten

コンチネンタル -Continental-

コンチネンタルはドイツの自転車タイヤ開発・販売メーカー。

コンチネンタル

Continental

オレンジがかった黄色と黒がイメージカラーのドイツのタイヤ及び自動車部品メーカー。上級タイヤのグランプリシリーズの評判が高く、そこから廉価モデルへ下りてくるユーザーも少なくない。

公式サイト

廉価モデルの定番・ウルトラスポーツシリーズ

前後2本で4~5千円前後の廉価グレードタイヤ。UltraSport(ウルトラスポーツ)は名品・グランプリシリーズの流れを継いだスタンダードタイヤ。

▶ コンチネンタル ウルトラスポーツ@Amazon
▶ コンチネンタル ウルトラスポーツ@Rakuten

上位モデルの定番・グランプリシリーズ

前後2本で1万円前後の高級タイヤ「Grand Prix 4000 S II」。正式には「GRAND PRIX(GP=グランプリ)」という名称のシリーズで、「GRAND PRIX」のほか「GRAND PRIX 4-Season」「GRAND PRIX 4000 S II」などの各亜種が存在する。

このうち、定番(人気モデル)とするのはグランプリ4000シリーズ。具体的には「Grand Prix 4000 S II」。

▶ コンチネンタル グランプリ@Amazon
▶ コンチネンタル グランプリ@Rakuten

その他の定番タイヤ

ロードバイクやクロスバイクタイヤの場合、上級タイヤを選ぶ時期と、普通に履ければいいレベルで交換したい時期がハッキリしているため、その他の定番として「ひとくくり」にしておきます。

その他の定番タイヤ
シュワルベ -マラソン-

折り畳まれないワイヤービードの高耐パンク性の耐久タイヤ。2本で6500円前後。

▶ シュワルベ マラソン@Amazon
▶ シュワルベ マラソン@Rakuten

パナレーサー -パセラ-

折り畳まれないワイヤービードの高耐パンク性の耐久タイヤ。2本で5千円前後。

▶ パナレーサー パセラ@Amazon
▶ パナレーサー パセラ@Rakuten

サーファス -セカ-

廉価な走行系トレーニングタイヤ。2本で4千円前後。

▶ サーファス セカ@Amazon
▶ サーファス セカ@Rakuten

その他、ブリヂストン、ビットリア、IRCなどありますが、定番としての紹介はここまでとします。

選択肢が多くなった時はこのページの「定番」を参考にしてみてください。

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